パイオニア不動産

◆ 貸家の物件検索

　セントラルインディアナの貸家は、Realtors.com(全米不動産業者協会)の物件検索システムを使って探しましょう。北部郊外のカーメルやフィッシャーズが一番の人気エリアですが、ご主人の勤務先によって事情は様々ですから、家探しの対象地域は、次ページの「セントラルインディアナのエリアと学区」情報を参考に絞り込みましょう。

　貸家探しの時間に余裕がある場合は、投資家に売家を買って大家になってもらうこともできますから、お気に召す貸家がMIBORになくても、あきらめないでください。

◆ 契約(大家さんとの交渉)

　英語ができる方は、大家さん側の不動産屋と直接交渉してもよろしいのですが、貸家が家賃にふさわしい物件かどうか、一般の方にはなかなか判断できません。築数年の新しい家でもトラブルが多発する家もあれば、古くてもメンテがよく不具合のない家もあります。また、周囲の環境も重要です。　

　賃貸探し、そして、大家さん、管理会社との交渉のお手伝いをテナント側の観点からいたします。長期契約、転勤項目、家電に関してや、庭回りそして、日本からの駐在員の関心点等は、お客様のニーズに合わせての交渉です。また、入居前の公共料金の名義変更の手配、ライフラインのセットアツプ、そして入居後のの不具合の、フォローなど、アメリカでの生活がスムーズにいくためのお手伝いです。

　賃貸契約の内容の確認と交渉も、弊社の重要な仕事です。例えば家電製品ですが、一般に冷蔵庫は備え付けでも洗濯機、乾燥機はついていない貸家が多数派です。壊れた箇所があれば入居前に直してもらうか、後日のトラブルを避けるため少なくとも皆さんが壊したのではないことを記録に残しておかなければいけません。入居時と退去時には弊社が立ち会い、皆さんにはアメリカの家で快適に暮らす上の注意をご説明しています。

　勤務先の会社が、芝刈り代を家賃補助に含めて認めている場合など、皆さんのご都合に合わせて大家さんに契約の微調整を依頼しなければなりません。突然の帰国による期限前解約の違約金も、勤務先の会社の規定内におさめないと、皆さんの自己負担になってしまいます。

◆ アパート探し

　アパート探しも手伝っています。アパートは数が多く、ただ検索するだけではなかなか物件が絞り切れません。日本人に評判がいいアパートなどをお勧めしますので、弊社にお気軽にご相談ください。

◆ 売家の物件検索

　現地住居を購入しても、勤務先の会社が住居手当を支払ってくれる場合は、売家を買って資産形成に役立てることもできます。購入資金を円で借りるかドルで借りるか多少の金融ノウハウは必要ですが、アメリカの不動産は、日本と違い土地と家が一体で、常識的なメンテさえしていれば年々資産価値が上昇していきますから、比較的安全な投資です。

　物件検索の方法は、貸家の場合とほぼ同じです。

◆ 売買契約

　不動産売買の手数料は一般に売り手負担で、皆さんは、物件検索に掲載されている提示価格か、交渉により値引きがあれば、それ以下で購入することができます。提示価格が周囲の物件の相場と比べて高ければ、気に入った物件でも適正価格に値切って購入しないと売却時に後悔する羽目になります。

　弊社は、こうした駆け引きに加え、ご購入後の火災保険の手続きや、貸家の場合と同じく入居後の諸手続きのお手伝いもさせていただいております。

◆ 家のメンテ

　貸家なら基本的な家のメンテや大きなトラブルの処理は大家さんがやってくれますが、住まいを購入した場合の家のメンテは皆さんのお役目です。弊社のお客様の家のメンテについては、ご相談の都度、適切なアドバイスを差し上げておりますが、弊社以外で物件を購入した皆さんの場合についてもメンテのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

◆ ご帰国後の管理

　帰国ぎりぎりまで住んでいて、帰国前に売却手続きを完了させるのは困難です。弊社は、日本の銀行口座へのご入金まで、駐在員の帰国後の売却手続きをこれまで何十件と手がけてまいりましたので、ご安心いただけます。また、帰国直後に売却せず、しばらく貸家として資産運用なさりたいとお考えの方のには、借家人を探し、月々の家賃を日本にご送金するマネージメントサービスも承っております。もちろん、家のメンテの管理も含まれております。

◆ 社宅の管理

　小さな地方都市では、日本人駐在員の皆さんにふさわしい貸家がなく、売家を買って貸してくれる投資家もいないケースが珍しくありません。こうした場合は、売家を会社が買って社宅として駐在員に貸すのが唯一の解決策です。かといって、会社の総務の皆さんが家のメンテやトラブルに関わっていては本業のお仕事の妨げになります。弊社は、こうした社宅の売買から管理まで一切の面倒を引き受けて代行させていただきます。

◆ 投資物件の管理

　利回り計算だけに熱中して詐欺まがいの物件をつかむ投資家もいるようですが、現実の損得は、投資物件のよしあしとその後の管理で決まります。家のメンテが悪く借家人から敬遠されて空家状態が続いたり、信用状態の悪い借家人が入居して家賃が滞ったら、利回りどころではないのです。弊社は、アメリカ人投資家を相手にアメリカ人向けの貸家管理もしているプロフェッショナルな管理会社ですから、皆さんも安心してお任せください。

　インディアナポリスでは、カーメルやフィッシャーズなど貸家需要の強い地域の売家を購入すれば、安定して家賃収入を得て資産運用できるでしょう。一般的に、土足で家に上がらない日本人家族に借りてもらうと、いつまでも家がきれいに保てるというメリットがあります。

◆ 豊富なデータベース

　日系企業の工場用地や建物、オフィスなど事業用不動産の購入や賃借のご相談も承っております。

　事業用不動産のお取引では、お手伝いする不動産仲介士が自前の豊富なデータベースを持っていることが重要ですが、弊社の場合は、社長の私が国際的な事業物件専門不動産会社Cresa社にビジネスコンサルタントとして籍を置き、マーケッティングや労働力の確保など戦略的な経営判断の材料を提供しながら、知らない土地に不安を抱えておいでになる皆様にも、ベストの物件を選定していただけるようお手伝いしております。

　もちろん、私自身がインディアナのGM部品製造部門で会計士兼システム管理者として長く経営を助けてまいりました経験も、こうした際に役立っております。